医療法人社団のう救会-脳神経外科東横浜病院 > 施設紹介

設備紹介

血管撮影装置「Canon Alphenix」

血管撮影装置では脳動脈瘤の有無や
血管の狭窄や閉塞といった
血管の状態を調べる為の
検査をおこないます。
動脈に細い管(カテーテル)を挿入して
造影剤で血管を撮影する、
“カテーテル検査”を行う装置
です。
頭を切らない手術”血管内治療”も
この装置でおこないます。

当院の血管撮影装置にはCanon社製のAlphenixを導入し、
高精細検出器によって、
従来よりも更に高精細な画像表示が
可能となっています。

また、2方向から撮影できるバイプレーン装置となっていますので、
患者さんの
被ばく線量の低減や少ない量の造影剤で
検査と治療ができる
ようになっています。

血管撮影検査、血管内治療について

コイル塞栓術前
コイル塞栓術後
頸動脈ステント留置術前
頸動脈ステント留置術後
血管撮影検査とは?

血管撮影検査は皮膚から血管内に
細い管(カテーテル)を挿入し、
X線で透視をしながら
カテーテルの先端を血管に誘導し、
造影剤を注入しながら撮影する検査です。
当院では主に脳動脈瘤の有無、
血管の狭窄や閉塞といった
血管の状態を調べる為におこなっています。

血管内治療とは?

血管内治療では主に頚動脈狭窄に対する
ステント留置術(CAS)、
未破裂脳動脈瘤のコイル塞栓術などの他、
脳梗塞の緊急血栓回収術などの
脳血管内治療を行なっています。

血管撮影検査、血管内治療の流れについて

検査、治療を行うに当たり、
カテーテルを挿入する場所に
予め痛み止めの注射をします。
検査中は造影剤を注入すると、
体が熱く感じることがありますが、
時間と共に消失しますので
心配はいりません。
検査時間は30分〜1時間前後、
血管内治療では30分〜2時間程かかります。
なお、内容によっては
それ以上かかることもあります。
御不明な点や心配なことがありましたら、
医師、看護師、放射線技師に
お伝えください。

MRI「Philips Ingenia 3T」

MRI(MagneticResonanceImaging:
核磁気共鳴画像)は、磁石(磁場)と
電波(ラジオ波)を使い、
CTでは判別しにくい急性期の
脳梗塞の描出に適した検査で、
造影剤を使わずに脳血管を
描出することができ、
スクリーニング検査として非常に有用です。
また、脳神経の走行や脳血流、
腫瘍の代謝物などの情報を得ることもできます。
放射線被ばくはありませんが、
非常に強い磁石を使用しているために、
金属や電子機器の持ち込みに対しては
注意が必要です。

MRI検査について

MRI検査時の流れについて
  • 検査時は、
    身に着けている金属類は
    全て外して頂き、
    専用の検査着に着替えて頂きます。
  • MRI装置の検査台に仰向けに寝たら、
    体の力を抜いて
    リラックスして下さい。
  • 検査中はMRI装置から連続的に
    工事現場にいるような
    トントントンという
    大きな音がする為、
    耳の保護の為に
    ヘッドホンを着けて頂きます。
  • また体を動かしてしまうと画像が
    ぶれてしまいますので、
    体は動かさないようにしてください。
  • 検査時間は目的や部位によって
    異なりますが、
    通常約10分~45分ほどで終了します。
  • 万が一
    検査の途中で気分が悪くなったり
    違和感を感じるようなことが
    ある場合には、
    検査時にお渡しするブザーで
    お知らせください。
  • 検査前のお食事に関しては
    特に指示がある場合を除き、
    摂って頂いて構いません。
MRI検査を受ける際の注意点
  • 心臓ペースメーカー、
    人工内耳、脳動脈瘤クリップ、
    人工関節など、
    非磁性体でない金属や
    その他の金属片が
    体内に入っている方、
    また直近で血管内に
    MRI非適応のステント、コイル等を
    留置した方は検査が出来ません。
  • また、刺青をされている方、
    妊娠されている方
    (または妊娠が疑わしい方)は
    検査を受けることが出来ない
    場合があります。
  • 化粧品
    (マスカラ・アイライン・
    アイシャドウ等)には磁性体が
    含まれているものがあり、
    検査画像に影響があるだけでなく、
    火傷や目の粘膜等を
    傷つけたりすることがあります。
    検査でご来院の際には
    極力化粧はせずにご来院ください。
  • 瞳の色を変える
    目的のカラーコンタクトレンズは
    材質的に金属が使われている場合が
    ありますので外してご来院頂くか、
    検査前に外して頂きます。
  • その他検査についてご不明、
    ご心配な点がありましたら
    遠慮なく主治医、
    技師にお申し出下さい。

CT
(Computed Tomography:
コンピュータ断層診断装置)
「Canon Aquilion Prime SP」

当院は高度医療に注力する為、
80列の検出器を搭載した
CTを導入しました。
高品質画像の取得と
放射線被ばく線量低減の両立を実現します。
X線を使って身体の断面を撮影する検査で
脳血管障害(脳出血、脳梗塞、
くも膜下出血など)の場所や
範囲がわかります。
造影検査では撮影した画像から脳血管を
3次元化するだけでなく
4次元化することも可能です。

CT検査について

頭部単純CT検査では、頭部外傷、脳出血、
くも膜下出血などを迅速に診断できます。
通常は10秒前後で撮影が終了します。
検査前後にお食事を
摂っていただいても構いません。

3DCTA(3次元CT血管撮影)とは?

3DCTA(3次元CT血管撮影)は、
造影剤を腕の静脈から注入し、
目的部位に造影剤が流れてきたタイミングで
頭蓋内や体幹部の血管を撮影します。
専用のワークステーションで
立体的な画像を描出し、
色々な角度から観察することで、
病変の診断に有用な画像を作成します。

また、造影剤を注入しながら、
頭部を間欠的に撮影することで、
灌流画像を取得することにより、
脳梗塞の範囲を明確にすることができます。
通常は15分程度で終了します。
特に説明がなければ、
食事は摂っていただいて構いませんが、
検査終了後は、造影剤を速やかに
体外に排出するために、
水分を多めに摂るようにしてください。

診療時間

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9:00~11:30
14:00〜16:30

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